ディスカスを飼育する際、水質管理が最も大切だと言われていますが、水流や水温など基本的な部分のことも知りたい方もいるかと思います。
今回は、ディスカスに最適な水流や水温などについてまとめました。
ディスカスの生息地域
水流や水温についてはディスカスが生息している地域の環境を知ることで、おのずと分かってくることと思います。
では、ディスカスはどこに生息しているのでしょうか?
ディスカスは、アマゾン川にいたディスカスから改良が加えられ、色々な品種が生み出されてきました。
したがってディスカスはアマゾン川に生息していることがわかります。
さらにディスカスは、アマゾン川の中でも流れがほとんど無い流域に生息しています。
水流について
ディスカスはアマゾン川の流れのあまりない流域に生息していますので、水槽内でもなるべく流れは弱くしましょう。
ディスカスは体が平べったく大きいので、水流がディスカスの側面に当たると流されてしまいます。
強い流れがある水槽では体力を消耗してしまい、ディスカスにとっても生活しにくい環境になってしまいディスカスにストレスを与える要因になってしまいます。
なので、水流は弱くしてあげ、ディスカスにはゆったりと優雅に泳いでもらいましょう。
それでこそ熱帯魚の王様ディスカスと言えるでしょう。
水温について
水温は25℃くらいがいいでしょう。
この温度が自然界に近い水温です。
ですが、水温を30℃程度にして飼育している方が多いのも事実です。
その理由は、成長スピードが上がるためだそうで、これは必ずしもやらなくてはいけないことではないのですが、ディスカスにとってはより良い環境になりますので、30℃程度の水温に調節して飼育することをオススメします。
まとめ
ディスカスはアマゾン川の水流のない地域に生息していることから、その環境に近い状態に水槽内をしてあげる必要があり、水流は出来るだけない状態にし、水温は自然界の状態よりもやや高めの水温に調節して飼育するとディスカスのより良い成長につながるのでいいです。
あとストレスに敏感なディスカスですので、水温や水質以外の水質管理にも十分に気を付けて飼育してください。