ディスカスに限らず熱帯魚を飼育する際に一番大切な作業が水槽内の水質管理です。
そして一番大変な作業です。
ではディスカスを飼育する際にディスカスに適した水質とはどのようなものなのかご紹介します。
初心者の方やこれからディスカスを飼育してみたい方は参考にしてみてください。
ディスカスはとにかくストレスを感じやすい
ディスカスは、少しの振動や物音でもストレスを感じるほどストレスを感じやすいデリケートな生き物です。
ですので、水質管理にもかなりの徹底が必要になります。
これはディスカスの飼育は難しいといわれる理由でもあります。
ですが、きちんとした水質管理さえすれば決して難しくはありません。
では、水温・水流・ろ過などの項目別に最適な環境を紹介します。
水温
ディスカスはアマゾン川に生息していることから、水温は自然界にならい25℃程度がいいといわれています。
ですが、水温を30℃程度にして飼育すると成長が早くまたディスカスが綺麗に育つといわれ、多くのアクアリストは30℃程度の水温に調整しながら飼育しているようです。
したがって最低25℃~30℃程度が最適です。
水流
次に、水流についてですが、ディスカスは水流を嫌います。
それは、ディスカスがアマゾン川の水流のない地域に生息しているからです。
また、ディスカスは身体が広く大きいため水流があると流されてしまい、思うように泳げずストレスを与えてしまうので水槽内は水流のない状態を保つようにし、ゆったり優雅に泳げるようにしてあげましょう。
ろ過
ディスカスは、ディスカスハンバーグと呼ばれる専用の餌を好んで食べます。
これは栄養価がとても高いため、ディスカスの糞も必然と増えます。
これは水質悪化に繋がります。
ディスカスは水が綺麗な状態でないとすぐにストレスを感じてしまいますので、ろ過フィルターは少し過剰なくらい設置してあげ、常に綺麗な状態を保つことを心がけましょう。
水換えも週に1~2回は行うようにしてください。
まとめ
熱帯魚を飼育する上で一番大切で大変な作業である水質管理。
ディスカスを飼育する際に最適な水質は、25℃~30℃の水流のない穏やかかつ水が綺麗な環境が良いということがわかっていただけたと思います。
ディスカスを飼育する際は少し過剰なくらい水質改善を行ってあげても問題はありませんので、気が付いたら水槽内をチェックするくらいがいいのではないのでしょうか。