繁殖が難しいとされているディスカスですが、繁殖する為のペアが出来、無事卵を植え付ける事に成功した後、その卵がかえるまでにどのくらいかかるのでしょうか?
孵化に成功し、稚魚が育つまで気を抜けないのがディスカスの繁殖ではありますが、命が水中に動き回るその時までの時間について調べていこうと思います。
あんまり詳しくないのにディスカスが孵化→体着していて、オドオド…笑 pic.twitter.com/X3EqVip3Lw
— スイミー (@a_amiPhone) 2015年7月2日
ディスカスの孵化の流れについて
ディスカスが孵化するまでの流れとしては、まずは「ペアリング」といってオスとメスのペアを作る事から始まります。
そして、その後は「産卵」という流れになります。
昼過ぎ~夕方にかけて産卵する事が多く、ガラスの表面や水草をよく見ると「卵がある!」という事に気づくなんて事もあるようです。
その後やっと「孵化」という事になりますが、個体によっては、ディスカスが「食卵」してしまうという事も珍しくありません。
そういった困難を乗り越えて「孵化」を迎える事ができます。
産卵から孵化するまでの時間は?
ディスカスが産卵から孵化するまでの期間は、個体差はありますが、大体三日~四日だと言われています。
とても短く感じますが、この期間はディスカスの繁殖させる上で最も難しいといっても過言ではない期間だとも言われています。
何故、孵化するまでの期間は大変なのでしょうか
産卵から孵化するまでの期間は「浸透圧」が非常に重要となってきます。
この期間は浸透圧が変化してはいけない期間の為、水を替える事はいけません。
しかし、水質を悪化させてしまう事も許されない為、餌の量も調節しなければなりません。
また、浸透圧管理の上で重要な「pH」の変化をしっかりと監視していかなければならないのです。
まとめ
ディスカスの孵化には、産卵から3~4日の時間を要します。
孵化した後にやっとディスカスらしく変化していく姿は、我が子の成長を見ているに楽しいもののようです。
しかし、この孵化するまでの期間は「戦い」となります。
ここで失敗してしまい、ディスカスの繁殖に失敗してしまう人も多くいるようです。
水槽内の浸透圧の管理は24時間体制で行う人もいる程、飼い主にとっても非常に体力がいる期間になるそうです。
pHの管理も非常に繊細な部分なので、ディスカスの繁殖がどれだけ難しいものなのかがわかります。
しかし、この孵化するまでの3~4日を乗り越えて、素敵なディスカスを育てていきたいですね。