ディスカスとはアマゾン川に住む淡水魚の一種であり、美しい色合いや華麗な姿が非常に魅力的です。

「熱帯魚の王様」とも言われるほど、鑑賞用熱帯魚として大変人気のある一種となっています。

泳ぐ姿も綺麗である事から、複数匹水槽の中で飼育される方も多いかと思います。

そんな、水槽の中を泳ぎ回る素敵なディスカスを絶やさない為に、今回はディスカスを繁殖させるコツについて探っていこうと思います。

ディスカス 繁殖 難しい

そもそもディスカスをの寿命はどのくらい?

ディスカスは、一般的に5~7年程度が寿命だとされています

しかし、日本でも人気の熱帯魚である一方で、元々は南アフリカで生息されていたという事で、飼育環境を的確に保つ事が難しいとされる種類の一つでもあり、飼育状況によってはそう長く生きられないというケースもあります。

ディスカスの繁殖の時期

一般的な寿命5~7年の間で、ディスカスの繁殖時期は「成魚になった後の雨季」のみと言われています

野生のディスカスは、卵を主に水草などに産み付ける習性があり、雨季に入ると、そのような適した水草が水没林に多くあるという事が関係しているようです。

何故、ディスカスの繁殖は難しい?

ここまでの話ですと、雨季にオスとメスをペアにし、水草などを入れた水槽で育てれば簡単に繁殖できるような気がしますが、何故「ディスカスの繁殖は難しい」とされているのでしょうか?

ディスカスのペアの組み方

まず、ディスカスはオスとメスのペアでも「相性」というのが非常に重要になってきます。

もともと多くのディスカスを飼育している中から相性のよいペアを選ぶという事は、一度試してみないとわからない為、繁殖させるにあたって手こずってしまうでしょう。

もし、これからペットショップなどから購入を検討されている場合には、セット売りで、特に繁殖経験のあるペアを教えてもらう事が一番よいです。

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健康なディスカスのみが繁殖できる

やはり野生とは大きく異なった「水槽」という環境下で、ストレスなくディスカスを飼育する事は、繁殖させる上でも非常に重要となってきます。

また、ディスカスは鑑賞用熱帯魚の中でもそこそこ大きいサイズにまで成長する為、見合った大きさの水槽で飼育する事が必要です。

繁殖させるコツは?

  1. 雨季にペアを別の水槽に移すこと
  2. 相性の良いペアを組ませること
  3. ともに健康である上に、健康に生活できる大きさの水槽にすること

まとめ

ディスカスの繁殖は「どれだけ自然な環境に近づけるか」が重要のようです。

まずは、野生のディスカスの生態について学んだ上で、飼育上で繁殖させる事を考えていくのが必要です。

また、産卵後も、自然界では外部からの敵などから卵を守らなければならない状況になる為、ディスカスが神経質になりやすかったりと気を使わなければならない点が出てきます。

それでも、繁殖に成功した時の喜びは計り知れないと思いますので、是非ご検討されている方は挑戦してみてはいかがでしょうか?

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