ディスカスを買ってきてすぐに水槽に入れて綺麗なディスカスを鑑賞したい、というのは当然でしょう。
しかし、そこはじっと我慢して、まずは水合わせをしてあげないといけません。
ディスカスがいた元の水槽から別の水槽に移された場合、水の質が根本的に異なると、神経質なディスカスにとっては大変なストレスになります。
そこで必要なのが、いわゆる水合わせなのです。
これによって、ディスカスのストレスはかなり軽減されるのです。
ディスカス購入後水合わせの方法
ディスカスを買ってきたら、まずすることは、ディスカスの入った袋の水ごとバケツか何かに入れます。
そのあと、チューブなどで水槽からバケツをつなぎ、水槽の水を徐々にバケツに落としていきます。
バケツは、必ず水槽より低いところに置いてください。
そうすることで、自動的に水槽内の水は、バケツ内に流れていきますから。
pHの値によって水合わせ時間が決まる
水合わせの方法として、まず、pHの差がどれくらいあるのか?という点です。
pHの差で、水合わせ時間が変わってくるからです。
0.5程度の差なら、30分ほど水合わせ時間が必要です。
1.0なら1時間、2.0の場合は、2時間程度必要でしょう。
その水合わせ時間を頭に入れて、その時間内で水槽の水をバケツに徐々に移していく方法が通常取られる方法です。
このような方法で、水合わせをするのが普通で、水合わせ後の水槽に入れられたディスカスは、すっかりストレスフリーとなって、水に馴染むことでしょう。
水合わせを怠った場合最悪の結果も…
水合わせがディスカスにとって大事なことだということがわかりましたが、水合わせをしないで、ディスカスを水槽に入れた場合、どうなるのでしょう?
そんな素朴な疑問が湧きますが、その場合、大変なダメージとなって、ディスカスは危険な状態になりますので充分注意してください。
ダメージがひどすぎると、そのまま息絶えてしまうこともあります。
まとめ
水合わせを怠った場合、ディスカスが水当たりやpHショックを起こします。
粘膜が体に付着したり、目が白くなる、といった症状が出るのですぐわかると思います。
すぐに気が付けば、早い時期に治療して完治できますが、2週間は完治に時間を要しますので、気をつけてください。