ディスカスという熱帯魚は、乾季においても、水深1メートル程度の川に生息する魚です。
2018 ディスカス水槽 水がやっと落ち着いて来たのでup pic.twitter.com/T5NnY8nBlG
— ユーイチ@ギネス審査中! (@yuichihattori) 2017年12月31日
ディスカスの体型を美しく維持するには、飼育環境である
水槽の水深は、60㎝位がよいです。
欲を言えば、水深60㎝以上の大型水槽を用意し(この水槽外寸高は80㎝程度)、飼育できれば理想的です。
このようなスペースとサイズの水槽ならば、ディスカスの美しい体型を維持しやすいと考えられ、ディスカス飼育の楽しさが存分に味わえると思います。
水草レイアウトはより自然な感じに
水槽内に木化石、流木等を配してレイアウトを組み、照明を比較的弱めに当て、やや暗めにすることで、水槽内のレイアウトをより自然な感じで落ち着いた雰囲気に演出できるので、おすすめです。
水槽内のメンテナンスですが、水質維持のためペアタンクが望ましいのですが、ディスカスに与えるストレスを考慮してやはりきちんと底砂を敷き、こちらも自然に近いレイアウトにするほうが、ディスカスにとってはベターだと唱えるアクアリストも多いです。
ペアタンクか底砂か、どちらを選択するかは飼い主さん次第と言えそうですね。
水槽サイズは大き目サイズが好ましい
水槽のサイズについては、幼魚からディスカスを飼育する場合、60㎝サイズの水槽でもOKですが、成魚になった時のことを考え、最終的には90㎝以上のサイズが理想的だという話もあります。
水槽を購入する際は、後々のことまで考え、できる限り大き目サイズの水槽を購入したほうが無難と言えます。
基本的には、底砂を敷かないですむペアタンクのほうが、水槽内の掃除や水質管理が楽ですし、単にオートヒーターを投入しておけばいいので、初心者にはこちらのほうがおすすめでしょう。
水槽サイズとレイアウトのバランスに注意
水槽内でディスカスが身を隠せるような、隠れ家的な場所を作ろうと思うのなら、流木や岩、陶器製シェルターなどレイアウトしてやれば、いい感じに仕上がると思います。
ただ、あまりたくさん色々入れすぎるとごちゃごちゃしますし、飼育水量自体、減ってしまうので水槽サイズと水槽内のレイアウトに関しては相互のバランスを考え、手を加えるようにしないといけません。
まとめ
ディスカスの幼魚の飼育は、予算的には安く済み魅力的です。
予算の関係上、幼魚しか飼育できない方は、60㎝規格のセット水槽で、ペアタンクでの飼育がおすすめです。
この水槽サイズですと、10匹位飼うとバランス的にもよいです。
10匹だと、縄張り崩壊など、飼育バランスが崩れることはないです。
ディスカスが幼魚から、ある程度のサイズまでになったら、水草水槽に移す方法もおすすめです。
こちらだと、ディスカス飼育の成功率が高いですし、予算面でもお得な気がします。
ペアタンクでうまくできるのであれば、水草水槽において2匹だけ飼育するのもいいですね。
こちらだと、水槽内の水も汚れにくく、水質もきれいに保てるので、ディスカスの飼育用水槽としては理想的と言えます。