熱帯魚の中でも有名なディスカス。
名前は知らなくても個体を見たら分かる人が多いと思います。
今でも『熱帯魚の王様』としてその地位を不動のものにしているディスカスですが飼育が難しいと言われ、なかなか飼えずにいる人も中には居るのでは無いでしょうか?
飼育が難しいと言われる理由の1つに水質が関係していて、俗に言うpHショックを起こしてしまいます。
目次
pHショックって何?
そう思う人も居るのでは無いでしょうか?
そこでディスカスがpHショックを起こした時の症状や対策について紹介したいと思います。
pHが与えるディスカスへの影響とは?
pHがディスカス飼育に重要だと言うことは、古くから知られています。
もっともディスカスの体色や健康などの面を考えたらpH6.0〜6.5の弱酸性が理想と言われています。
そのpHがディスカスに与える影響とはどんな物があるのか?
◎体色が薄く見える
◎気性が変わる
などがあります。
もっとpHの変化が大きくなると、ディスカスはストレスを溜め込んでしまいます。
当然、ストレスを溜め込んだ状態では体色も良く無いですし、寿命も縮まる可能性もでてきます。
鑑賞目的で飼育するならpHの重要性を認識してあげる必要が飼い主さんにはあります。
pHショックでの症状や対策
pHショックの重要性が分かっても実際にpHショックを起こしたディスカスを見ていないので軽く考えてしまいがちになります。
何事も起こってからでは遅いのですがpHショックを起こしたディスカスはどんな症状を見せるのか?
少し触れてみたいと思います。
pHショックの症状
突然暴れだす
ディスカスは非常に繊細で神経質な一面を持っている熱帯魚で少しの変化にも敏感になりストレスを溜め込んでしまいます。
例えば部屋の電気を少し明るいのに変えてみたり物音が凄かったりしてもストレスを溜めてしまいます。
特に多いのがpHショックによって突然暴れてしまう事です。
水換えをしたり掃除を忘れたりなどの理由で水質が変化して水質が変わると引き起こしてしまいます。
体色が薄くなる
理想の水質はpH6.0〜6.5の弱酸性と言われていますが、中性や弱アルカリ性に水質が傾いたり、酸性へ傾いたりすると、ディスカスの本来の魅力の体色が上手く出てこないと言われています。
弱酸性を保つことは難しいですが、充分に水換えなど慎重に行いましょう。
対策
水質の安定
pHショックは水質が急激に変化してしまう事で引き起こしてしまいます。
ディスカスに与える餌が水を汚しやすい物だったり、全て食べきれず食べ残しが原因で変わる事もありますし、水換えも多くやりすぎると水質が急変してしまいます。
常に弱酸性を保つ様にしなければなりません。
今、使っている水槽を1つ大きなサイズに変更するだけでも変わってきますので考えてみてはどうでしょうか?
まとめ
pHショックを引き起こしてしまう原因で多いのが、水換えや掃除の頻度などが少ない場合が意外と多くあります。
神経質で少しの変化にも敏感なので飼育が難しいと言われるディスカス。
突然暴れ出して水槽の側面にぶつかってしまう事もありますので注意しましょう。