ディスカスの餌は、冷凍のディスカスハンバーグが一般的です。
ディスカスの成長に必要な栄養素がすべて入っています。
水が汚れやすいのが難点です。
冷凍赤虫は熱帯魚すべてに使えるオールマイティーな餌です。
ただ、寄生虫など病気が発生することがあるので注意が必要です。
ディスカスフードは乾燥させたディスカス用の餌です。
餌やりが簡単で、水を汚さないのが特長です。
また、ディスカスの色を良くする栄養素が入っているので、愛好家に特に使われている餌です。
うちの餌は、ドライフードがメインで赤虫が少々。すごく楽ですが、魚体は迫力に欠けるかな🙄#ディスカス pic.twitter.com/uUI5jhiSD6
— でにろう (@rohato_denirou) 2017年12月1日
ディスカスがドライフードを食べない時の原因と対策
ディスカスがドライフードを食べない原因
餌やりをしやすい上に水も汚さず、さらにはディスカスの色揚げも良くするドライフードは、飼育する側にとっては便利なものですが、ディスカスが食べにくい餌なのです。
ディスカスハンバーグは、動物の肉(牛の心臓)などを冷凍したもの、赤虫は熱帯魚ならどの種類も喜んで食べるもの、つまり自然界でディスカスが普通に食べていたものです。
一方、ドライフードは自然界では見たことのないもの。
食べられそうな匂いがしたとしても、臆病なディスカスが口にすることはありません。
ドライフードを食べさせようとしても、見向きもしないか、口にしてもなんか違う!と吐き出してしまいます。
ディスカスがドライフードを食べない時の対策
ディスカスにドライフードを食べさせるにはどうするのか?
口に入れても吐き出すぐらいですから、相当嫌がっていることがわかります。
他の餌を与えずに、ドライフードだけ与えたらどうなるのか。
このような方法で餌付けすることもできますが、神経質なディスカスと飼育者の根比べのような餌付けは避けたいもの。
こんな方法もあります。
ディスカスハンバーグと赤虫のどちらか、または両方を形が残るぐらいに捏ねます。
それにすりつぶして細かくしたドライフードを混ぜます。
最初はあまりたくさんは混ぜず、少量から始めます。
ディスカスが食べてくれるのを確認したら、徐々にドライフードの割合を増やしたり、すり潰さず、そのままを混ぜたものを与えます。
ディスカスが、ドライフードの味を覚えてくれたら大丈夫。
ドライフードも食べてくれるようになります。
まとめ
ディスカスはたくさんの餌を必要とします。
乾燥餌はディスカスにとっても、飼育者にとっても良いものですが、ディスカスの成長には餌のバランスも重要になります。
食べてくれるようになったからといって乾燥餌だけでなく、ディスカスハンバーグ、赤虫も与えるようにしましょう。