ディスカスの薬に、「フラジール」が使われる事があるのをご存知でしょうか?
「フラジール」といえば主に女性の細菌性の膣症に用いられる薬として有名ですが、ディスカスの薬としても用いられるようです。
今回は、ディスカスの薬としても有効だとされている「フラジール」の効果と使い方についてご紹介いたします。
引越し片付け中に発掘されたモノたち。熱帯魚からの上陸組の軌跡。フラジールとか……ディスカス懐かしい。 pic.twitter.com/iXzmKyl3BY
— ワンライン (@e_oneline) 2017年3月8日
フラジールとはどんな薬?
基本的に「フラジール」は「フラジール内服錠」または「フラジール発砲錠」として販売されています。
主成分は「メトロニダゾール」で、白色の薬です。
効果があるのは「原虫症」「細菌感染症」などで、女性が服用する事が多いです。
ディスカスの薬としてフラジールは使えるのでしょうか
ディスカスの薬として「フラジール」は使えます!
また、ディスカスを飼育している方の中では「なかなか使える薬」として有名だそうです。
どんな症状の時に「フラジール」を使うの?
フラジールは主に「細菌」や「寄生虫」に対して使用しますが、ディスカスにも同じ効能があります。
よって、ディスカスが白色または透明に近い色のフンをしている場合など「寄生虫・細菌感染」が疑われる場合に使用します。
使い方としては、「寄生虫・細菌感染」が疑われるディスカスの水槽に入れて「薬浴」させてあげるという方法になります。
効果はあるのでしょうか?
実際に「フラジール」で薬浴させてあげる事で「寄生虫・細菌感染」が治ったという報告が多くあります。
虫下しの際に「ディスカスハンバーグ」などが使われますが、それを食べる事も出来ない程に食欲が減退してしまう個体も多くいます。
また、症状が重篤化する程エサを食べる事が出来なくなってきてしまいます。
そういった場合には「フラジール」は重宝されるようです。
まとめ
ディスカスの「寄生虫・細菌感染」にも「フラジール」は効果的だという事がわかりました。
「実際にディスカス個体の口にフラジールが入らなければ意味がないのではないか」という疑問もあるようですが、水槽に薬が混ざっていればディスカスの体内に、少量ではありますが入れる事が出来るといわれています。
「寄生虫・細菌感染」によって弱っていくディスカスを助ける手立てとして「フラジール」を使用した薬浴は試してみる価値はあると思います。