熱帯魚の王様と呼ばれるディスカス。
その王様と呼ばれるディスカスの魅力に惹かれ癒される人も多く居る事でしょう。
他の熱帯魚とは違い特徴的な円盤の様な形の体に、綺麗な体色で優雅に泳ぐ姿はまさに王様と呼ぶのに相応しいと思います。
そんなディスカスですが帰宅して水槽を覗いてみたら何やら体を擦りつけてる仕草をしている所みた事はありませんか?
見ていると辛そうにも見えますよね?
どんな原因で体を擦りつけているのか、また体を擦りつけない対策などはあるのか?
その原因と対策について紹介します。
体を擦る原因は何があるのか
ディスカスも生き物ですのでm病気にもなれば怪我をして体に傷を作る事もあります。
大きな水槽に単体で飼育すれば怪我の可能性も少ないとは思いますが、ディスカスは群れて活動する熱帯魚ですので単体での飼育は逆に神経質になってしまう可能性もあります。
まれにレイアウトの突起物や底に体を擦り付ける行為をする事がありますが、どんな原因なのか?
ディスカスが体を擦りつける原因
エラ病
水質の悪化によりエラに不調を感じ、必要以上に体を擦り付ける行為をする事があります。
他にはストレスからくる不調や水中にゴミなどがエラに詰まって擦りつけて取ろうとしていたりと理由は様々あります。
また、エラ吸虫が寄生するエラ病とエロモナスなどの細菌が感染するエラ病とありますが、基本的にエラ病にかかると痒みが出ると言われており体を擦りつける事に繋がります。
白点病
繊毛虫のイクチオフチリウスがエラやヒレなどに寄生して体に白い斑点が出てくる病気です。
この病気は体に痒みを感じる為、レイアウトの突起物などに体を擦り付ける動作をする事があります。
対策
エラ病
寄生虫やエラ吸虫によるエラ病の場合は、薬浴をして治療しなければなりません。
根本的に水質の改善から始めましょう。
白点病
白点病は水温が低下する事で発症しやすくなると言われています。
一番の対策としては水温を安定させて飼育する事に限りますが100%ではありません。
なるべく水温低下を防ぐ環境を作ってあげましょう。
早期発見をするには?
ディスカスが体を擦りつける原因はエラ病や白点病などに多く見られます。
白点病は水温の変化などで温度が低くなると発症しやすくなり、エラ病などは水質の悪化が原因な場合が多く見られます。
当たり前の事ですが、水換えや掃除は基本中の基本になります。
早期発見をするには日頃の観察がとても重要です。
観察と言っても魚を見るだけでは無く、水温や水質などもしっかりと見ておかないとディスカスの様な神経質な魚は病気になってしまう事があります。
ディスカスの飼育が難しいと言われるのは、この様な観察や環境の変化なども気にして飼育しなければならないからです。
早期発見するには日頃の観察などが重要になります。
まとめ
体を擦りつけると言う事は痒みがあったり異物などが付着したなどの事があるからです。
その様な行動が見られたら水質を疑って見たり病気を疑ってみましょう。