熱帯魚を飼育と気をつけなければならない事と言えば、飼っている熱帯魚が病気にならない事では無いでしょうか?

どんなに気を付けていても、少しの事で病気になってしまうのが熱帯魚の病気。

しかも、早期発見が難しいので気付けば進行していて手遅れなんて事もあります。

中でも多い病気として『白点病』がありますが、メダカやアカヒレなどに知られていますが、ディスカスも白点病にかかります。

そこで今回はディスカスの白点病の原因や治療法について調べてみました。

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ディスカスの白点病の原因とは?

ディスカス以外の熱帯魚でも白点病は本当に良く目にする病気です。

自宅で白点病にかかるなら分かりますが、熱帯魚の専門店以外で売られている魚で意外と白点病にかかったまま売られている事もあります。

でも、熱帯魚の白点病ってどんな原因があるのか良く分かりませんよね?

そこでディスカスが白点病にかかる原因について調べてみました。

白点病の原因とは?

繊毛虫の寄生

イクチオフチリウスと言う繊毛虫が体に寄生する事で発症する病気です。

主な症状

体表に白い斑点がつき、全身に広がっていく様な症状が見られます

ディスカスの様な円盤の様な形の魚は胸ビレや尾ビレなどにその症状が見られ胸ビレは透明度がなくなり白濁したようにも見えてきます。

原因

水温の極端な変化によって発症しやすく、夕方や朝方など水温が下がりやすい状態の時に発症しやすくなります

水温が下がってくると魚が弱り、イクチオフチリウスが活発に活動する為、白点病になりやすくなりますので気を付けなければなりません。

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白点病の治療法とは?塩が効果的?

白点病は他の病気と違い、餌を与える時や帰宅して鑑賞していると意外と早くに見つける事が出来ます。

理由としては体の表面に白い斑点が出るため非常に発見しやすい病気なんです。

では、白点病にかかったディスカスを治療する方法とは何があるのか?

白点病の治療法

水温を上げる

白点病の原因の繊毛虫は高い水温に弱いと言われております

なので水温を上げる事で効果が見られると言われていますが、飼育している魚によっては高水温が苦手な場合もありますので注意が必要です。

薬浴

メチレンブルーやグリーンFなどが白点病の薬としてあります

アクアショップや熱帯魚を取り扱っている所なら手に入れられます。

塩浴

白点病には塩浴が有効と良く言われています。

その理由としては、約0.5%の塩を入れるのですが、浸透圧を調整する仕組みが寄生虫の細胞から水分を失い死滅させると言う事です

初期の頃だと1〜2日で白い斑点が抜け3〜4日で分からなくなってしまう事もありますが、念の為に1週間から10日ほどは塩浴を勧めます。

まとめ

白点病は熱帯魚にとっては割とポピュラーな病気だと思います。

ディスカスに限らず、多くの熱帯魚にも当てはまるので、原因さえ知っていれば白点病になる確率も下げる事が可能なのですが油断はしてはいけません。

ですが、1番は白点病にならない環境作りでは無いかと思います。

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