虫下しとは、別名「駆虫薬」ともいい、体外に寄生虫を排出させたり、死滅させる為に用いる薬の事です。
今回はディスカスを寄生虫から守る為に必要な虫下しと、それに必要な薬についてご紹介いたします。
目次
そもそも虫下しに使われる薬にはどんな種類があるの?
虫下しは様々な動物だけでなく、人間にも関わってくる事であり、「虫下し」全般に関わる薬も多く販売されています。
「メトロニダゾール」や「マクリ」など名前を聞いたことがある人もいるかもしれません。
主に紅藻(こうそう)と呼ばれる紅色の藻類などが用いられています。
ディスカスに用いる虫下しの薬は?
虫下しには様々な薬がありますが、ディスカスの虫下しに用いるのは「虫下しハンバーグ」というものです。
この「虫下しハンバーグ」は主に熱帯魚の虫下しに用いられるもので、熱帯魚の虫下しに必要な薬などが既に混ぜ込まれているという非常に便利なものです。
ディスカスを飼育している人の中でも、常時ストックしているという人も少なくない「お馴染みのもの」のようです。
虫下しハンバーグには何が入っているの?
「虫下しハンバーグ」は「エサ」として与える為、虫下しに必要な薬だけでなく、ディスカスがしっかりと食べてくれるように「エサ」としての成分が多く含まれています。
ものによって差がありますが、赤虫などが主に含まれている為、全体的に赤色をしている事がほとんどです。
虫下しハンバーグを与えるタイミングについて
ディスカスの寄生虫感染を疑ったタイミングで「虫下しハンバーグ」を与えるのがベストのようです。
見分け方としては、「エラ病っぽい症状が見られたとき」や「白っぽいフンをしているとき」などあります。
これらの症状を発見するタイミングが遅れると、エサを食べる事自体しなくなってきてしまう為、「虫下しハンバーグ」を与えても食べてくれなくなってしまうので、気を付けましょう。
万が一、エサの食いつきが悪くなってきてしまった時には、水温調節などを行い、環境を整えてから投与してみるのがよいです。
虫下しハンバーグを与えるときの注意点
虫下しハンバーグを基本「冷凍」された状態で販売されています。
しかし、水に入れるとフワッと広がりやすく、水を汚しやすい為、こまめに水換えを行いましょう。
まとめ
熱帯魚用の中でも、ディスカス専用の「虫下しハンバーグ」が存在する程、ディスカスは寄生虫に感染しやすいもののようです。
やはりディスカスを飼育する上で常時ストックしておいた方が安心ですね!
しかし、冷凍され続けた「虫下しハンバーグ」は質が悪くなっているので、購入するときはなるべく新しいものを購入するようにしましょう。