ディスカスが片エラで呼吸をしていることがあります。
他に異常がないかよく観察してみましょう。
もしも、エラが腫れていたり、エラから何か紐のようなものが出ていたりしたら要注意です。
ディスカスが片エラで呼吸をし始める原因と対策
ディスカスが片エラで呼吸をし始める原因
ディスカスのエラが片方だけ開いて呼吸していることがあります。
見るからに異常な状態ですので、すぐ気がつきます。
ディスカスの片エラ呼吸のほとんどは水質の不良です。
特に水が汚れている時はこの片エラ呼吸になりやすいのです。
水質管理に心当たりがなく、2週間以上このような状態が続く場合は、他に異常がないかよく観察しましょう。
他に考えられる症状としては、エラが腫れている、エラから紐状のものが出ている、餌を食べないなどです。
主な病気として、エラ病が考えられます。
エラ病はエラについた寄生虫が原因の場合とストレスや水の浮遊物、バクテリアが原因の場合があります。
寄生虫が原因の場合は特に感染力が強く、トリートメントの不良な個体から広がることがありますので、新しい個体を迎える時は特に注意が必要です。
ディスカスが方エラで呼吸をし始めた時の対策
水質が悪くなってる場合は、フィルターの掃除、水換えをします。
水温、phに注意しましょう。
万が一、エラ病などの病気が考えられる場合は薬浴をします。
以前はホルマリン浴が良いとされてきましたが、ホルマリン浴は何度もするとエラの細胞が壊れることが分かってきました。
ホルマリン浴は避け、適切な薬を使った薬浴をします。
この場合、片エラ呼吸しているディスカスだけでを薬浴させるのではなく、水槽全体を薬浴します。
今はディスカス一匹の感染でも、他の個体にも感染していることが考えられます。
むやみにディスカスを別の水槽にうつすのはやめましょう。
また、感染症の種類によっては、非常に感染力が強く、一滴の水が隣の水槽に入っても感染する恐れがあります。水換えの時にも細心の注意が必要です。
まとめ
ディスカスの病気には様々なものがあります。
繊細な魚だけに、水質管理、環境管理も非常に重要となります。
ある日急にディスカスの元気がなくなると慌てるもの。
普段からディスカスの様子に気をつけて素早い対応を心がけたいものです。
ディスカスは繊細でストレスに弱く、病気にもなりやすい魚です。
いざという時、慌てないためにいくつかの薬剤を常備しておくと安心です。