飼っているディスカスがオスかメスか気になりますね。
ディスカスを自宅の水槽で繁殖させてみたい、ディスカスの産卵、子育てを見てみたい、稚魚を育ててみたいと考える人ならなおさらです。
そのためには、ディスカスのオスとメスが同じ水槽に入ってることが大事です。
ディスカスのオスとメスの見分け方について解説します。
ディスカスのオスとメスの見分け方って?
自分の水槽で、ディスカスが繁殖できたら素晴らしいですね。
はっきりとオスメスの違いがあるような魚、例えば、鮭や鱒、フナ類、熱帯魚で言えばグッピーはオスメスの違いが見た目でわかります。
ディスカスについてはどうでしょうか?
ショップで購入する場合、オスとメスがわかれば、繁殖を前提に買うことができます。
実は、ディスカスは正確なオスメスの別をはっきり特定するのは、難しいことなのです。
特に、若いディスカスやブリーダー系と言われる改良種では見分け方が難しくなります。
ワイルド系で大きく成長した成魚で、大きい群れの中で暮らしていれば、容易にわかる場合もあります。
ディスカスのオスとメスを見分ける
専門家や上級の飼育者では、雌雄の区別について様々なことが言われていますが、これが決定版という決まったものはありませんが、多くのディスカス専門家が共通して上げている、オスとメスの特徴があります。
オスの方がブラックアーチが細くて薄い。
同じ産卵時期で同じように飼育していてもオスの方が大きくなりがち。
他のディスカスに比べて明らかに体が大きいのはオス。
レッド系の場合、赤い色がより濃く出るのはメスの可能性が高い。
群れの中でリーダーっぽい振る舞いをするのがオスという意見も。
いかがでしょうか?ご自宅のディスカスを観察してみてください。
まとめ
品種改良の世界では、未成魚のうちからオスとメスを見極め、ペアにして同じ水槽で飼って産卵をさせ、新たな子孫を産み出すことで改良種が作り出されてきました。
メスとオスを見分けるのは絶対に無理というわけではありませんが、ディスカスはを確実に産卵させたい場合は群れで飼うのが確実です。
ディスカスは、一度ペアになると、同じカップルが何度も産卵を繰り返す仲のよい魚です。
オスかメスかわからない未成魚からたくさんの個体を泳がせて、その中から自然にペアができるのを待つのも素敵です。
はっきりとペアになったことがわかれば、その二匹のディスカスを他の水槽に移して産卵させることができます。