ディスカスを飼い始めて慣れた頃、あれ?おかしいな、普段と違う?と思われることがあるかもしれません。
ディスカスの呼吸が早く、鰓蓋が大きく動くことがあります。
普段は優雅にゆったりと泳いでいるディスカスがエラを大きく動かしているなんて心配ですね。
ディスカスの呼吸が早くなったときの原因と対策をお知らせします。
ディスカスの呼吸が早くなった?原因と対策は?
ディスカスの呼吸が早くなる原因
ディスカスのエラの開閉が早くなっているのは、呼吸がしづらくなっているからです。
ディスカスの呼吸に異常が出ていますので、原因を突き止め、対処する必要が有ります。
エラに寄生虫がついているような重要な病気の場合もありますので、特に注意が必要です。
鰓蓋の動きに注意してください。
片側だけでしょうか?両側のエラでしょうか?
腫れや炎症はありませんか?エラからなにか紐のようなものが出ていませんか?
新しい個体を入れたり、水槽を置く場所を変えたりしていませんか?
水質はどうでしょうか?
呼吸が早くなる原因として最も考えられるのが水質です。
腫れや炎症がなく、両側の鰓蓋が大きく動いている場合、最も考えられるのが環境の変化、ストレスです。
特に水質の変化に注意してみましょう。
ディスカスの呼吸が早くなった時の対策
ディスカスにはワイルド種とブリード種があります。
ブリード種は品種改良され、養殖されたディスカスなので、ある程度の水質には対応できますが、水質管理が難しいことには変わりがありません。
どちらもディスカスが住んでいたアマゾン川の水質と似た水質で管理します。
また、川と違って水槽の中は水が汚れやすいので、水の汚れには十分な注意が必要です。
換水の時の水質変化でショック症状を起こすことがあります。
良い状態を保つための換水でディスカスを傷つけることのないよう、十分注意します。
まず、水温をチェックします。
30度から32度が最適です。
次に、水質のpHをチェックします。
簡単な検査薬ができているので利用しましょう。
ph6.5が最適です。
pHは状況によって変化していくもの。
大きな変化はディスカスに重大な影響を与えます。
大きく変化しないように十分に注意します。
まとめ
ディスカスの様子がいつもと違うと驚いてしまいますが、鰓蓋が大きく動き、呼吸が早くなるトラブルであれば、環境や水質の変化が原因であることが多いのです。
焦らず慌てず、水槽の外や中の様子をよく観察しましょう。
環境を改善すれば、呼吸が早くなるトラブルもおさまります。
呼吸の早い状態が二週間以上続いたり、エラが腫れているような他の症状が現れた場合は、病気の可能性が高くなります。