ディスカスを飼育する際、ディスカスだけでは寂しいし、他の熱帯魚も混泳させて彩りを持たせたいと考えるアクアリストも多いと思います。
彩りがある水槽は見ていて楽しいですし、癒し効果も高いですからね。
では実際、ディスカスと混泳が向いているおすすめの熱帯魚はあるのでしょうか?
ディスカスは基本単種のみで飼育する!
調べてみると、ディスカスを混泳させるのはベテランアクアリストでも難しいらしく、稀に「エンゼルフィッシュ」や「シルバーシャーク」などと混泳させているアクアリストもいるようですが、基本はディスカスのみで飼育するのが良いのだそうです。
他の熱帯魚との相性って?
単種のみの飼育が基本の理由。
それは、ディスカスの習性にあるようです。
ディスカスは自分より小型の熱帯魚やエビを捕食する習性があるため、「ヤマトヌマエビ」や「ビーシュリンプ」「カージナルテトラ」などは避けたほうがいいと言われています。
また、「プレコ」と混泳させると「プレコ」が広いディスカスの体表をかじってしまうので「プレコ」も避けた方がいいようです。
こういった理由から、他の熱帯魚との相性があまり良くないため無理矢理混泳させず、やはりディスカスのみで飼育する方がいいようです。
ディスカス同士の混泳は?
他の熱帯魚の混泳はダメということがわかりました。
では、ディスカス同士を複数混泳させるのはどうなのでしょうか。
ディスカス同士の場合は2~3匹で混泳させるよりも、5匹以上で混泳させる方がよいようです。
その理由は、2~3匹だと、ディスカス内でイジメが発生しやすいのだそうです。
なので、そうならないためにも、5匹以上で混泳させることが進められているようです。
また、サイズも同じ程度にそろえた方がいいと言われています。
まとめ
自分より小型の熱帯魚やエビを捕食してしまうディスカスの習性などを考慮するとやはり、単種で飼育することをオススメします。
せっかく他の熱帯魚と混泳させても捕食してしまっては他の熱帯魚がかわいそうですし、無理矢理混泳させてディスカスにストレスを溜めてしまう恐れもあるからです。
また、ディスカス同士でも同サイズに統一し、5匹以上でイジメが起こらないようにして混泳させることがいいようです。