ディスカスのような熱帯魚は、高温の水温で飼育するのが適切と言えます。
稚魚のときは、水温30℃~32℃の高温で飼育するのがおすすめです。
これ位の水温の方がディスカスの稚魚は活発になり、餌の食いつきもスゴイらしいです。
本日のディスカス稚魚達 pic.twitter.com/6u0Iyesyue
— (R・e・D)ギンガレッド (@G700Red) 2016年10月29日
稚魚育成には高水温がおすすめ
ディスカスの稚魚を育成する方法としては、このように水温調整に配慮しましょう。
餌食いが良くなれば、成長もスピーディなので、大きいディスカスに育てたい方は水温を高めにする方法がおすすめです。
成長ごとに、27℃から30℃の範囲内で徐々に下げていくことです。
アマゾン川の水温は意外に低温
原種ディスカス(ワイルドディスカス)の生息するアマゾン川の水温は、25℃から28℃ということで、思ったより低いですよね?
地域によって、22℃~24℃の低温水域もあるそうで、アマゾン川に対する認識が変わりましたね。
意外でした…
アマゾン川流域と言えば、どこも大体、水温は常時高めというイメージが強いですね。
低水温では餌の食いつきが悪くなる
ここで注意することは、24℃以下の水温ではディスカス自体が黒っぽい色になり、体調を崩すそうで、餌食いも悪くなるようです。
ディスカス稚魚の育成方法としては、いつも餌を欲している状態がベストなので、そのベストな水温をキープすることこそ、何よりもディスカスの健康状態のバロメータであるのです。
従って、水温は常に27℃から30℃程度にしておきましょう。
まとめ
ディスカスは、稚魚のときから高水温で育てるという育成方法を取るとよいようです。
そうすれば、ディスカスも食欲が旺盛になり、新陳代謝のよい状態に活性化されるので、餌も高タンパク高栄養のものにすることで、肉厚が良くて体高のある、観賞向きの個体に仕上がるようです。
高水温だと、新陳代謝の活性化により、成長が早くなりますので、ブリーディングサイクルが早い育成方法を取ることになります。
餌の質もよくすることで、水温を高くして、稚魚を育てることをおすすめします。
そうすれば、見ごたえのある、立派なディスカスを大量生産することが可能ですね。