ディスカスの「寄生虫・細菌感染」した場合の虫下しの方法の一つとして「フラジール」が用いられますが、その適量はどのくらいなのでしょうか?

元は人間の使う薬である為、ディスカスにとって「強すぎる薬」となってしまわないように適量を与える事が重要となってきます。

今回は、ディスカスに「フラジール」を与える場合の適量はどのくらいなのかについてご紹介いたします。

ディスカス 片エラ 呼吸

ディスカスに与えるフラジールの適量は?

ディスカスに「フラジール」で薬浴させる場合の適量は、「50ℓの水に対して1錠」のようです。

その為、100ℓの水であるなら2錠入れるなどして調節を行いましょう。

「フラジール」にも錠剤の種類がありますが、どちらが良いなどあるのでしょうか

まず、市販されている「フラジール」は錠剤タイプと発砲錠タイプがあります

どちらも有効成分は変わらない為どちらも変わりなく使えるようです。

よって、どちらの方が「効く」という事はないようです。

ただ、違いとしては「発砲錠」の方が、薬の崩壊速度が速く、ノーマルな「錠剤」と比べて素早く水に溶け込ませる事が出来るので、新しく「フラジール」をディスカス用に購入するのであれば、「発砲錠」の方が良いかもしれません。

また、どちらのタイプも1錠に入っている有効成分の量は変わらない為、どちらのタイプにしても容量は「50ℓの水に対して1錠」が望ましいです。

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「50ℓの水に対して1錠」をいつまで続ければよいのでしょうか

「50ℓの水に対して1錠のフラジールを入れる」という薬浴は、まずそのまま「3日間」程続けます

この時に変化がなくとも、フラジールを足したりしないようにしましょう。

その後「半分だけ水を換える」という作業を行います。

単純計算で、50ℓの水だった場合に「半分」にする為、フラジールの成分はここで0.5錠分になります。

そして、活性炭などの「薬を吸着除去する効果のあるもの」を使用して、5~6日程期間を置きます

個体によってはこの1回の流れだけで「細菌・寄生虫」が外に出てきてくれる事もあります。

そうでない場合にはもう一度この流れを繰り返す事になりますが、あくまでも「フラジール」は薬なので、個体の様子を見ながら行うことが大切になってきます。

まとめ

「フラジール」を用いた薬浴には「50ℓの水に対して1錠」が適量であり、ノーマルな「錠剤」タイプと「発砲錠」タイプとでは効果には差はないですが、素早く水に溶け込むのは「発砲錠」タイプであるという事をご紹介させていただきました。

「フラジール」は薬局などで手に入れる事が可能ですが、女性が使用する事が多い薬である事から、男性にとっては「買いづらい」と感じる方も少なくないようです。

ディスカスショップがお近くにあるにあるようでしたら、置いてある場合もあるので、問い合わせしてみることをオススメいたします。

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