ディスカスの繁殖を成功させるにあたって「ペアリングの相性」というものは非常に重要になっていきます。

元々、相性が悪ければペアにしなければ避ける事が出来ますが、最初は相性がよいと思えたけれど、その後は喧嘩が絶えないというケースもあります。

今回はそんな「ペアのディスカスの喧嘩に関しての対策」についてご紹介いたします。

産卵はしたけれど、喧嘩が絶えません!

この場合は、まず産卵された卵に受精卵があるかどうかを見てみましょう

もし、無精卵ばかりである場合は、このペアリングはよくないという事になります。

しかし、受精卵がある場合は相性自体は悪いとは言えないようです。

繁殖時期のディスカスはどちらも神経質になっている為、水質や音、振動などがストレスとなり、喧嘩の要因になってしまう事もあるので、そういった点に注意して様子を見てみましょう

ディスカスを複数匹飼っている中からペアを決めたけれど、ペアにした途端に喧嘩が絶えません!

複数匹同じ水槽で飼育しているディスカスからでも相性のよいペアを選ぶことは可能ですが、この場合は「そもそも相性があまりよくない」という事が原因に挙げられます。

また、初めてのペアリングで意外とある事例が「同じ性別でペアを組んでしまっていた」というものです

可笑しな話に思えるかもしれませんが、ディスカスの性別判断は非常に難しいものです。

専門店などに持っていき、教えてもらうのが一番良いでしょう。

スポンサードリンク

喧嘩がひどい為、繁殖中ですが途中でペアを外してもいいの?

これに関しては「タイミング」があるようです。

まだ産卵もしていない場合には、今回のペアリングを解消する事は「相性が合わなかった」という事で良いと思われますが、産卵・受精後にペアを外すという事は慎重に行わなければなりません。

何故なら、喧嘩と同時に「稚魚を食べてしまう」という行為もよく見受けられ、このタイミングで外すと、次に繁殖をさせる際にも「稚魚を食べてしまう」という癖がついてしまう事があるからだそうです

まとめ

ディスカスのペアが喧嘩してしまうには色々な要因があり、状況によって対策の仕方も違うようです。

ディスカスも他の動物と同様、繁殖時期は神経質になりやすいものです。

何が原因なのかよく考えた上で、的確な対処ができると良いですね。

また、あまりにもひどい喧嘩のように思えたら、今回の繁殖は諦めて個体を別々にするという手も頭の片隅に置いておくと、あまり神経質にならずに済みそうですね。

スポンサードリンク