せっかくワイルドディスカスを買い始めたのだから、繁殖させて家族を増やしていきたい。
そんな風にお考えの方もいらっしゃると思います。
今回は、そんなワイルドディスカスの繁殖の方法について紹介していきます。
一途なディスカス
魚の飼育を経験したことがある方はお分かりかもしれませんが、多くは様々な魚と繁殖を繰り返します。
しかし、このディスカスに限っては、基本的に１匹のディスカスだけと繁殖をする生き物です。
永遠の愛を誓っていいきていく姿は人間の私たちにとってもとても素敵なことに感じます。
逆を言えば、１度繁殖を終えてしまったディスカスに限っては、その後ほとんど繁殖を行わないので、１回目が勝負ということになるでしょう。
ワイルドディスカスの繁殖方法とは？
特徴的なワイルドディスカスの繁殖方法
ワイルドディスカスの飼育をしたいという方の多くに、特徴的な繁殖方法を一度見てみたいという理由で飼育をしている人もいるでしょう。
というのは、ワイルドディスカスは稚魚を生むと体からミルクと呼ばれる成分を排出します。
そのミルクを生まれたての稚魚たちは摂取しようと母親の周りに群がります。
この光景が非常に神秘的であり、なんとも美しいのです。
アマゾン川での繁殖方法を習う
今までの統計上、ワイルドディスカスのアマゾンでの繁殖が多く見られるのは、１年の中で雨季の時期です。
雨が降ることで全体の水位が上がり、敵から身を守ることができるスペースが多くできるためと言われています。
水温についても、２６〜２７℃くらいですので、自宅の水槽の水温もアマゾン川と同じ環境を作れると良いでしょう。
自宅の水槽で繁殖環境を作るには？
さて、アマゾン川での繁殖するための環境はお伝えしましたが、実際に自宅で飼育している場合にどのように繁殖環境を作ればいいのかをお伝えしていきましょう。
基本的には、水温は２６〜３０℃の間で設定しましょう。
また水質については、弱酸性の軟水を好むということがわかっていますので、こちらもpH４.５〜７.２の間で設定してあげましょう。
主にその２点を気をつけてあげることで繁殖しやすい環境を作ることができます。
また餌については、ディスカスハンバーグと呼ばれる栄養価の高いハンバーグが市販で販売されていますので、与えてあげると良いでしょう。
この時、水質が濁りやすくなっていますので、同時に水槽の掃除も忘れずに行いましょう。
まとめ
さて、ワイルドディスカスの繁殖方法について紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。
ぜひ神秘的なワイルドディスカスの子育てをご覧になられてはいかがでしょうか。
