ディスカスの成魚である場合、餌の回数は1日2~3回、赤虫を与えます。
1回分の赤虫の量は、大体5分程度で食べきれる量にしてください。
しかし、これも賛否両論で、5分でディスカスが食べる餌の量は知れています。
元々、ディスカスは餌を食べるのが下手なので、かなりゆっくりとしています。
一度口に入った餌でも吐き出しては、また食べるといったことを繰り返しますので、やはり、20分程度で食べきれる量の餌を与えたほうがいいと思いますね。
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— ムツ大郎 (@taro_mutsu) 2016年5月30日
赤虫だけだと腸詰まりになりやすい
3回餌を与える場合、3回に1回は昼間に与えるのですが、ディスカスハンバーグを与えるのがおすすめです。
赤虫だけだと、赤虫の殻の部分が、腸に詰まることがあります。
その場合、ディスカスの幼魚などは、腸詰まりになって命を落とすことにもなりかねません。
赤虫だけだと、栄養面でも不足するものが多くなってきますし、体に厚みを持たせることはできません。
赤虫だけでは鑑賞に耐えなくなる
赤虫は、ディスカスの体高を大きくすることはできますが、見た目がやせっぽちで、何とも貧相な姿になります。
そうなると、鑑賞に耐えなくなるので、鑑賞用熱帯魚ディスカスの立場はありません。
栄養不足だと、発色も劣ってきますので、一番熱帯魚に必要とされる色柄が貧相になって、頂けないですよね…
同じ稚魚でも餌が違うと成長に差が出る
同じディスカスの稚魚でも餌が違うと、成魚になったときかなりの差がでます。
6㎝程度のディスカスなら、限りなく稚魚に近く、餌の回数を1日5回ほどに変えて、量もある程度分散させるほうが得策です。
水温も32℃程度を保ち、食欲増進を図ります。
水温を高めにし、餌の回数を増やし、分散化することでディスカス稚魚の成長を早め、体を大きくする効果が期待できます。
まとめ
幼魚のときは、一番病気などにかかりやすく、最悪、命を落とすことも多いです。
そんなことを回避する意味でも、幼魚の時にどれだけ餌の回数を増やして食べさせたかにかかってきますので、しっかり餌を与えて、その後成魚になっても体調維持ができるよう、幼魚の間に餌の回数を多めにして、しっかり栄養を取らせてください。
しかし、餌の回数を増やしたり、ハンバーグは水質を劣化させますので、頻繁に水替えをしないといけません。
そうしないと、水槽内の濾過が追い付かないので、餌を多めに与える一方で、水替えを頻繁に行ってください。